こんにちは!

豊中補聴器センターの森です。

補聴器を考え始めたとき、

「相談に行くなら家族も一緒の方がいいのかな」

「何を聞かれるのだろう」

「その日に購入を決めないといけないのかな」

と不安に感じる方は少なくありません。

当社のチラシやホームページ上でも「補聴器は購入前にまずはご相談」をお勧めしておりますが、相談にご来店いただいたお客様の中には、「何度も行くのを止めようかと思ったけど、ついに決心して来ました!」というお声をいただく事もあります。

 

補聴器相談は、いきなり購入を決めるための場ではありません。
まずは、今の聞こえの状態や、日常生活で困っている場面を整理することが大切です。

この記事では、初めて補聴器相談に行く前に知っておきたいことや、ご家族が同行するメリット、来店前に準備しておくとよい内容についてお話しします。

補聴器相談は「買う日」ではなく「聞こえを整理する日」

 

初めて補聴器専門店に行くとなると、「行ったら買わないといけないのでは」と身構えてしまう方もいらっしゃいます。

しかし、初回の相談で大切なのは、すぐに補聴器を選ぶことではなく、きこえの悩みを整理することです。

 

まずは今の聞こえを知ることが大切です

きこえにくさは、人によって感じ方が違います。
静かな場所では困らないけれど、家族の会話になると聞き取りにくい。テレビの音は聞こえるけれど、病院やお店での説明が聞き取りにくい。そうした違いがあります。

相談では、聴力測定だけでなく、どのような場面で困っているのかを確認していきます。

 

購入を急がず、方向性を考える時間にしましょう

補聴器は、生活の中で毎日使うものです。
そのため、価格や形だけで急いで決めるよりも、ご本人の聞こえ方や生活環境に合っているかを確認しながら考えることが大切です。

初めての相談は、「そもそも補聴器が必要かどうか」「どのような選択肢があるのか」を知る機会として考えると、気持ちも少し楽になります。

 

家族が一緒に来ると相談が進みやすい理由

補聴器相談には、ご本人だけでなく、ご家族が一緒に来られると話が進みやすくなることがあります。

聞こえにくさは、ご本人が感じている困りごとと、ご家族が気づいている困りごとに違いがあるためです。

本人が気づきにくい場面を家族が補足できます

たとえば、ご本人は「そこまで困っていない」と思っていても、ご家族から見ると、呼びかけに気づきにくい、テレビの音が大きい、会話に入らなくなったなどの変化があるかもしれません。

こうした具体的な生活場面は、補聴器の必要性や調整を考えるうえで大切な情報になります。

 

家族が話しすぎず、本人の気持ちを大切に

一方で、家族がすべて代わりに話してしまうと、ご本人の気持ちが置き去りになることがあります。

補聴器を使うのはご本人です。
「本人はどう感じているのか」「どの場面を一番困っているのか」を中心にしながら、ご家族は生活の中で気づいたことを補足する形が理想です。

 

来店前にメモしておきたい5つのこと

相談の前に、聞こえにくい場面を少しメモしておくと、当日の話がスムーズになります。

うまく説明しようとしなくても大丈夫です。思いつく範囲で書いておくだけでも、相談時の助けになります。

1. 聞き取りにくい場所

家の中、外出先、病院、飲食店、車の中など、どこで聞き取りにくいかを書いておきましょう。

2. 聞き取りにくい相手

家族の声、女性の声、子どもの声、店員さんの声など、特に聞き取りにくい相手がいればメモしておきます。

3. 困っている会話の場面

一対一の会話は聞こえるけれど、複数人になると難しい。後ろから話しかけられると気づかない。電話が聞き取りにくい。こうした場面も大切です。

4. いつ頃から気になり始めたか

最近急に聞こえにくくなったのか、数年前から少しずつ変化しているのかによって、確認すべき内容が変わることがあります。

5. 補聴器に対する不安

価格、見た目、使いこなせるか、慣れるまでの時間など、不安に思っていることも遠慮なくメモしておきましょう。

 

聴力測定だけでは分からない「生活の困りごと」

補聴器を考えるうえで、聴力測定はとても大切です。
ただし、測定結果だけで日常生活の困りごとがすべて分かるわけではありません。

同じ聴力でも困り方は人それぞれです

同じような聴力でも、生活環境によって困る場面は変わります。
家族とよく会話する方、仕事や地域活動で人と話す機会が多い方、静かな場所で過ごすことが多い方では、必要な聞こえ方も違います。

そのため、相談では「どの音が聞こえるか」だけでなく、「どの場面で困っているか」を伝えることが大切です。

生活の話が補聴器調整のヒントになります

補聴器は、一度合わせたら終わりではありません。
実際に使いながら、聞こえ方に合わせて段階的に調整していくことが多いです。

家での会話、外出先での聞き取り、テレビの音、電話の聞こえ方など、生活の中で感じたことが調整のヒントになります。

 

相談当日に確認しておきたい費用・試聴・調整の流れ

初めての相談では、聞こえのことだけでなく、費用や試聴、購入後の調整についても確認しておきましょう。

費用の目安を確認する

補聴器は種類や性能によって価格が異なります。
どのくらいの価格帯があるのか、自分の聞こえや生活にはどのような選択肢があるのかを確認しておくと安心です。

助成金や補助金制度について知りたい場合も、相談時に聞いてみるとよいでしょう。

試聴できるか確認する

補聴器は、説明を聞くだけでは実際の聞こえ方が分かりにくいものです。
試聴ができる場合は、どのような流れで試せるのか、どのくらいの期間試せるのかを確認しておきましょう。

購入後の調整やメンテナンスも大切です

補聴器は、購入後の調整やメンテナンスがとても大切です。
使い始めてから「少しうるさい」「会話が聞き取りにくい」「耳に合いにくい」と感じることもあります。

そのような時に、どのように再調整や点検を受けられるのかを事前に確認しておくと安心です。

※参考リンク:「ヒヤリングアートHP:快適補聴器までの流れ」

 

無理に決めず、家族で持ち帰って考えることも大切

補聴器相談に行ったからといって、その場ですぐに決めなければいけないわけではありません。

聞こえの状態、生活で困っている場面、費用、試聴、調整の流れなどを確認したうえで、家族で一度話し合うことも大切です。

本人の納得感を大切にしましょう

ご家族が心配して補聴器をすすめても、ご本人の気持ちが追いついていないことがあります。

「きこえにくい」と認めることに抵抗がある方もいらっしゃいます。
だからこそ、無理に決めるのではなく、ご本人が納得できるペースで考えることが大切です。

まとめ

補聴器相談は、購入を急ぐための場ではなく、きこえの悩みを整理し、これからどうするかを考えるための場です。

ご本人の聴力だけでなく、生活環境や家族との会話、困っている場面を一緒に整理することで、より合った選択につながります。

初めての来店に不安がある方も、まずは「きこえの状態を知る」「困りごとを相談する」という気持ちで足を運んでみてください。

お問い合わせ・来店のご予約はお近くの店舗までお電話を

豊中本店:06-6848-4133

池田店:072-751-3341

高槻店:072-683-4133

茨木店:072-634-4133

補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。

当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。

また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
お待たせしないために、ご来店の前にご都合の良い日時のご予約をお勧めいたします。

この記事を書いた人

森裕之

森 裕之

  • 所属:豊中補聴器センター 店長
  • 出身:兵庫県
  • 経歴:補聴器業界23年勤務
  • 趣味:バイク・ギター・旅行(学生時代、バックパッカーとしてアフリカへの演奏旅行、キリマンジャロ登頂を経験)
  • 大切にしていること:私のモットーは「共に楽しむ」です。悩みや問題は人と共有し、協力し合うことで立ち向かっていくことができ、そして共に乗り越えた喜びは一人のときよりも何倍も大きくなります。お客様と共に聴こえのお悩みをひとつひとつ解決し、そしてその喜びを共有させてください。
  • 認定補聴器技能者登録番号:第23-4528号