補聴器は“調整してこそ本領発揮”します
こんにちは。豊中補聴器センター スタッフ登尾 響(のぼりお きょう)です。
本日は、補聴器のメンテナンスの重要性についてお話します。
目次
メンテナンスとは
補聴器のメンテナンスとは主に、乾燥・拭き取り・音の感度チェック(場合によっては調整)です。
過去にも当店スタッフ井上がメンテナンス方法を記事にしておりますので、宜しければ参考までに。⇓
ヒヤリングアート流補聴器メンテナンス方法
今回のテーマ
『場合によっては調整』について
■ なぜ“調整”が必要になるのか?
当店では、1年に1度を目安に聴力測定を行っています。
理由はシンプルで、
「聴力は変化するもの」だからです。
例えば、
- 去年と比べて少し聴力が低下していた
- 特定の音域だけ聞き取りにくくなっていた
このような変化があった場合、
以前の調整のままでは音量やバランスが不足してしまう可能性があります。
結果として、
- 会話が聞き取りにくい
- テレビの音がぼやける
- 言葉の明瞭度が落ちる
といった状態につながります。
■ 調整は「ただ音を上げる」ではありません
ここがとても重要なポイントです。
単純に音量を上げるだけでは、
- 響く
- うるさい
- 疲れる
といった別の問題が出てしまいます。
そのため当店では、
- 低下した周波数だけをピンポイントで補う
- 言葉の聞き取りに関係する帯域を重視
- 生活環境(職場・家庭)に合わせた調整
など、かなり細かい視点で最適化を行います。
■ 「最近聴こえにくいかも?」でも測定します
1年に1回でなくても、
- 最近聴こえが変わった気がする
- 声がこもる感じがする
- 以前より聞き返しが増えた
といったお声があれば、
まずは状態確認として聴力を測定します。
調整は“感覚”だけで行うものではなく、
必ず根拠となるデータが必要だからです。
■ 「聴力検査」と「聴力測定」の違い
ここは少しややこしいですが、大事なポイントです。
- 聴力検査(耳鼻科)
→ 医学的に「聴力がどのくらいか」を診断するためのもの - 聴力測定(補聴器店)
→ 「補聴器をどう調整するか」のためのデータ取得
つまり、
👉 同じ“聴こえ”でも目的が違うんです。
耳鼻科の検査結果をお持ちいただくのも非常に有効で、
それをもとに、より精度の高い調整が可能になります。
■ データ通り=正解ではありません
ここが、私たちの仕事の一番シビアな部分です。
測定データに基づいて理論的に調整しても、
- その音が心地いいか
- 自然に聴こえるか
- 長時間つけていられるか
は、また別の話です。
だからこそ、
- 実際に会話していただく
- 違和感を細かくヒアリングする
- 微調整を何度も繰り返す
という工程を大切にしています。
■ 私たちが大切にしていること
補聴器は「買って終わり」ではありません。
むしろ、
👉 使い続ける中で、どれだけ寄り添えるか
が重要だと考えています。
聴力の変化、生活環境の変化、感じ方の変化。
それらすべてに対して、
その都度しっかり向き合いながら、
“その時のあなたにとって一番いい聴こえ”
を一緒に作っていきます。
■ 最後に
「最近ちょっと聞こえが変わったかも?」
その感覚、実はとても大事です。
小さな違和感の段階で調整することで、
快適な状態を長く維持することができます。
私たちは、
あなたの“これからの聴こえ”もずっと考えています。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。
お問い合わせ・来店のご予約はお近くの店舗までお電話を
補聴器をご検討の方・補聴器でお悩みの方、どうぞ安心してお任せください。
当店では他店様でご購入の補聴器も喜んで調整・クリーニングを承ります。
また当店はご予約のお客さまを優先させていただいております。
お待たせしないために、ご来店の前にご都合の良い日時のご予約をお勧めいたします。


