当店で行っている補聴器クリーニングの手順をご紹介します！

皆様こんにちは。豊中補聴器センターの井上です。
今回は、当店で行っている補聴器クリーニングの流れをご紹介します。

【お預かり】

まずはお客様の大切な補聴器をお預かりいたします。

補聴器から出る音が弱くないか、音が割れていないかをスタッフ自身の耳でしっかりと確認させていただきます。

【真空乾燥】

音の確認後、店内の真空乾燥機でしっかりと乾燥を行います。

湿気の影響で音がこもりがちな補聴器を真空乾燥させて湿気を取り除くことで、スッキリとした音が出るようにします。

乾燥させることで音のトラブルや故障の予防にもつながります。

【超音波洗浄】

耳かけ型補聴器のイヤモールド(オーダーメイド耳栓)についた汚れは、なかなか落ちません。

そのため、超音波洗浄機を使いしっかりと内部に詰まった耳垢をキレイに洗い流します。

【耳垢の除去】

次に、バキュームや歯ブラシを使って、耳垢の侵入を防止するフィルター(下記画像白い部分)に付着した

耳垢、マイクに付着した手垢を丁寧に吸い出します。

ご自宅では取り除きにくいような聞こえに影響する細かな汚れまでしっかり取り除きます！

フィルターに耳垢が詰まってしまっている場合は、フィルターごと交換させていただきます。

【汚れの拭き取り】

その後、補聴器の表面をアルコールで拭き取り、皮脂や汚れをリフレッシュ！

さらに、金属部分は専用の薬品で磨き、電気の通りを良くします。

仕上げに専用のクリーニングスプレー(メガネクリーナーのようなもの)で全体を拭き上げます。ツヤ出しと汚れの付着予防、脱臭を行い、

気持ちよくお使いいただける状態に仕上げます。

最後に補聴器から出る音の確認をさせていただき、聞こえにピッタリの鮮明な音が出ているかしっかりと確認いたします！

いかがでしたか？

補聴器の快適な聞こえを保つためには、定期的なクリーニング・メンテナンスが重要です。

日々の快適な聞こえを維持するために、ぜひお気軽にご来店ください！

※推奨メンテナンス頻度1,2ヶ月程

次回はご家庭でできる補聴器のクリーニング方法についてご紹介いたします！

次回もお楽しみに～！

所属：豊中補聴器センター
出身：兵庫県
趣味：映画鑑賞
大切にしていること：丁寧で、心が伝わる接客。