はじめてでも分かる｜補聴器の調整が大切な理由

はじめに

こんにちは♪　豊中補聴器センターの登尾（のぼりお）です。

「補聴器って、買えばすぐ聞こえるようになるもの？」
初めてご相談に来られる方から、実はとても多くいただく質問です。

結論からお伝えすると、補聴器は“調整”があってこそ、本当の力を発揮します。
今回は、補聴器が初めての方にも分かりやすく、

• なぜ調整が大切なのか
• 調整で何が変わるのか
• 豊中補聴器センターで大切にしていること
  をお話しします。

補聴器は「メガネ」と似ています

補聴器の調整を説明するとき、私はよくメガネに例えます。

視力に合っていないメガネをかけると、

• ぼやける
• 目が疲れる
• かえって見にくい
  と感じますよね。

補聴器も同じで、

• 音が大きすぎる
• 響いてうるさい
• 言葉がはっきりしない
  と感じる原因の多くは、その方に合った調整ができていないことです。

なぜ「調整」が必要なの？

聴力は、

• 年齢
• 生活環境
• 音の感じ方
• 左右差
  など、人それぞれ全く違います。

さらに、同じ聴力データでも

• 「大きい音が苦手」
• 「小さい声を聞き取りたい」
• 「仕事で会話が重要」
  など、困りごとも十人十色です。

だからこそ、

補聴器は“お一人お一人に合わせて育てていくもの”

この考え方がとても大切になります。

調整で変わること

適切な調整を行うと、このような変化が期待できます。

• 会話が自然に聞こえる
• 長時間つけても疲れにくい
• テレビの音量が下がる
• 家族との会話が楽になる

「音が聞こえる」だけでなく、
“生活が楽になる”のが良い調整です。

フィッター登尾が大切にしていること

私、登尾が調整で一番大切にしているのは、
数値よりも“お話を聞くこと”です。

• どんな場面で困っているのか
• どんな音が不快なのか
• 逆に、どんな音を聞きたいのか

これを懇切丁寧に伺いながら、
専門的なデータと照らし合わせて調整していきます。

「こんなこと言ってもいいのかな？」
と思うようなことこそ、ぜひ教えてください。

初めての方こそ、安心してほしい

補聴器は、

• 最初から完璧でなくて大丈夫
• 何度か調整を重ねて慣れていくもの
  です。

豊中補聴器センターでは、
「一緒に聞こえを作っていく」ことを大切にしています。

分からないこと、不安なことは、どんな小さなことでも構いません。

おわりに

「補聴器は難しそう」
そう感じている方にこそ、ぜひ一度ご相談いただきたいと思っています。

わたくし登尾が、お一人、お一人の聞こえと生活に寄り添いながら、
無理のないペースでサポートいたします。

どうぞお気軽に、豊中補聴器センターへお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

この記事を書いた人

登尾 響

• 所属：豊中補聴器センター
• 出身：大阪府
• 趣味：絵画、犬の散歩
• 大切にしていること：青雲之志を肝に銘じて、皆様の主訴に真摯に応え続けます。 ※「青雲之志（せいうんのこころざし）」とは、徳を磨いて立派な人物になろうとする心のことです。