こんにちは。
ヒヤリングアート株式会社 豊中補聴器センターの登尾 響(のぼりお きょう)です。

補聴器というと、
「人と話すときに使うもの」
というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

実際に、
「家にいるときは会話がないから外している」
というお声もよくお聞きします。

ですが実は、
補聴器は“会話のためだけ”のものではありません。


■補聴器は「聴覚のリハビリ」でもあります

聞こえにくい状態が続くと、
脳はだんだん音を処理する力を使わなくなっていきます。

補聴器は、その音の刺激をもう一度脳に届け、
“聞く力”を少しずつ取り戻していくための役割もあります。

いわば、耳と脳のリハビリです。


■「必要な時だけ」では効果が出にくい理由

「人と会うときだけ使えばいい」
と思われがちですが、

実は、短時間だけの使用では
音に慣れる段階を飛ばしてしまうことになります。

たとえるなら、
運動をしないまま本番だけ走るような状態です。

毎日少しずつでも使うことで、
音に慣れ、違和感が減り、
結果として“しっかり聞こえる状態”に近づいていきます。


■静かな環境でも「音」は大切です

「一人暮らしで静かだから必要ない」
という方もいらっしゃいます。

ですが、生活の中には
・食器の音
・足音
・ドアの開閉音
など、さまざまな音があります。

こうした日常の音も、
耳と脳にとっては大切な刺激になります。

この積み重ねが、
いざ人と話すときの聞こえやすさにもつながっていきます。


■まとめ

補聴器は、
「会話のときだけ使うもの」ではなく、

日常の中で“聞く力”を育てていくためのものです。

最初は違和感があっても、
少しずつ慣れていくことで、
聞こえ方は確実に変わっていきます。


当店では、聴力測定や補聴器の調整だけでなく、
装用時間の伸ばし方や慣れ方についても
しっかりサポートさせていただいております。

「つける時間がなかなか増えない…」
という方も、お気軽にご相談ください。


この記事を書いた人

登尾 響

登尾 響

  • 所属:豊中補聴器センター
  • 出身:大阪府
  • 趣味:絵画、犬の散歩
  • 大切にしていること:青雲之志を肝に銘じて、皆様の主訴に真摯に応え続けます。 ※「青雲之志(せいうんのこころざし)」とは、徳を磨いて立派な人物になろうとする心のことです。

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