【補聴器を売らない日。】
こんにちは。豊中補聴器センターの登尾 響(のぼりお きょう)です。
今日は、【補聴器】の説明をほとんどしませんでした。
カタログも開かず、
スペックの話もせず、
ただ、向き合ってお話をしました。
「最近ね、みんな何を笑っているのか分からない時があるんです。」
その一言が、すべてでした。
食卓で、
会議で、
友人との集まりで。
笑い声は聞こえる。
でも、言葉が追いつかない。
だから、とりあえず笑う。
でも、心の中では——
“悔しい”。
聞こえないことが悔しいんじゃない。
分かっているふりをする自分が悔しい。
何度も聞き返せない自分が悔しい。
「もういいよ」と言って、
会話から降りてしまう自分が悔しい。
その感情を、
みなさん必死に隠します。
私は、そこを見逃したくないんです。
補聴器は、
ただ単に、音を大きくするためのものじゃない。
もう一度、
堂々と会話に入るためのものです。
もう一度、
笑いの中心に戻るためのものです。
もう一度、
「え?」と言わずに済む日常を取り戻すためのものです。
でも、それは
カタログやスペックでは決まりません。
ご本人様の覚悟で決まります。
「やっぱり、ちゃんと向き合おうかな。」
その一言が出るまで、
私は急ぎません。
今日、その方は言いました。
「本当はね、
孫の声を聞き逃したくないんです。」
その瞬間、空気が変わりました。
私はその覚悟を、
大事に扱いたいのです。
なので今日は、
補聴器を売らない日でした。
でも確かに、
前に進んだ日でした。
私は、
音の前に、悔しさと向き合います。
それが、
私の仕事だと思っています。
豊中補聴器センター
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