(2020年6月23日更新)

こんにちは高槻補聴器センターの森澤です。

耳が聴こえにくい方とお話するときに

  • 自分の時だけ聞き返しが多い気がする
  • 何度話してもなかなか伝わらない

ということが多いとありませんか?

どのように話せば相手に伝わりやすいか一度は考えたことがあると思います。

今回は補聴器装用者向けの話でなく、周りの方々の助けとなるような話し方のコツについてお話します。


聴きやすい話し方

お客様との会話でよく私たちスタッフの声はよく聴こえるとおっしゃってもらえます。

実は私たちの声はよく聴こえるように話し方を工夫してします。

その一つに「大きく声を出す」方法がありますが、その他にも聴こえやすくするコツがあるんです。

 

話し方①「ゆっくり話す」

ゆっくり話すと言葉の1音1音がはっきりと聴きやすくなります。

そのため、言葉が聴こえにくい人の中には、大きな声よりもゆっくり話した方が効果的な方もいます。

ちなみに、NHKのアナウンサーが聴きやすいのは1分間の内に300文字程度で読んでいるためだそうです。

早口な人はそれよりも多い文字を読んでしまいます。

(矢野 香 2014年7月 『【NHK式+心理学】一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール』  ダイヤモンド社)

 

話し方②「出来るだけカ行サ行ハ行を強調する」

カ行サ行ハ行は摩擦音、いわゆる擦れるような音が最初に発声されます。

そのため、これらの行の判別は聴こえにくい方にとって、とても難しい音になります。

出来るだけこれらの行を強調して話すようにしてみて下さい。

例:月(つき)、写真、整体など

 

話し方③「聴き間違いが多い時には別の言い方で」

これは、上記の2つに付随することになるかもしれませんが、何度いっても聞き取りにくい単語というのが存在します。

聴き取りにくい単語は一人一人違いますので、何度も聞き返しをされる場合には別の言葉に言い換えるのが効果的です。

例:携帯→電話 お皿→器 電池→バッテリーなど

 

話し方④「話しかける時にはまず本人の名前を呼ぶ」

後ろから話しかけたり、突然話かけたりしたときに聞き返しが多かった、

もしくは反応がないという場合には、聴こえにくい人にまず聞く態勢を作ることが大切です。

そのためには、「最初に名前を呼ぶ」これを行うことで相手に聴く態勢を作ることが出来、聴き逃しが少なくなります。

 

聴き取りくい環境

言葉の聞き取りは電車や人数の多い場所での騒がしい場所で聴き取りにくいです。

実は、家の中でも言葉聞き取りにくい瞬間というものがあります。

  • 何かに没頭しているとき(TV、家事など)
  • 食事中(特に咀嚼中)

このような状態です。

聴きやすい環境づくり

何か別のことしながら会話する。いわゆる「ながらしゃべり」というのは音を捉える力と集中力がかなり必要です。

 作業と並行して会話する「ながらしゃべり」をせずに、お互い顔を合わせるのも大切です。

TVを聴いている時に話しかけられたときは音量を消音に、食事中では咀嚼をやめる。そういった聴きやすい環境づくりが言葉の聴きやすさに繋がっていきます。

 

まとめ

  • 必ずしも大きな声が聴きやすい言葉ではありません
  • 聴きやすい言葉にするには工夫が必要
  • 相手の聴く態勢も作るのも大切

 

いかがでしょうか?

このように話しかける方法を挙げると様々な工夫が見つかります。

会話は双方が主役のコミュニケーションです。

聴く側はどの部分が聴こえにくかったを明確に伝える。話す側はどの部分が聴き取りにくそうにしているかを質問する。

そのように、意識しながら話せば会話の聴こえ方も変わってくると思います。

また、人には各々の苦手な音、聴きにくい音が違います。自分の苦手な音は何か、一度調べてみてはいかがでしょうか?

 

高槻補聴器センターでは専門の設備を用い、補聴器を合わせるための聴力や言葉の理解を測定して聴こえの状態についてしっかりとご説明いたします。

当店で聞こえの状態を確認してみませんか?

 

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