こんにちは
茨木補聴器センターの西村です♪

 

毎日あたりまえのように感じている“聞こえ”。
でも、いざ聞こえづらくなると、
「そもそも“聞こえる”ってどういうしくみなの?」
という疑問が湧いてきます。

今日は、わかりやすく“聞こえ”を紐解きます。

■ 音ってそもそも何?

音は、空気のふるえ(振動)です。
太鼓を叩くと「ドンッ」と空気が押されて広がるように、
空気の揺れが耳に届くことで“音”として聞くことができます。
音には「強さ(大きさ)」「高さ」「音色」の三要素があり、
これらを組み合わせることで、音の特徴や印象を理解することができます。

■ 音のゆくえ

はじめに、
一般的に〝耳〟と呼ばれる部分(上のイラスト左側にある絵)は
〝耳介〟と呼ばれていて音を集める役割があります。
耳に手をかざすと聞こえやすくなるように〝耳介〟の形状から集音する働きがあります。
また、左右両方で音を聞くことにより音源の方向を特定しています。

 

次に、イラストの中で気になる 矢印 の部分です。
矢印1つにまとめられた内容は、

 
 【外耳】耳介~鼓膜の手前
   役割…耳介で集音した音が外耳道内で共鳴し大きくなる
  ↓
 【中耳】鼓膜~耳小骨
   役割…外耳で増幅した音をさらに大きく増幅させる
  ↓   気圧の調整
      (飛行機などで外気圧が急に高くなったとき唾を飲み込むと直るアレです)
  ↓

 【内耳】蝸牛~三半規管
   役割…外耳と内耳で増幅された音の強弱や高低の分析

 

上記を通ってきた音の刺激が、次に、聴神経~大脳へと向かいます。

■ 最後は“脳”が音として理解する

実は、“聞こえる”の最終地点は耳の中ではありません。
脳へと刺激が伝わり、ようやく「これは言葉」「これは雑音」と理解して、
はじめて『聞こえた!』『○○の音!』ということになるんです。

だから耳だけじゃなく、脳の働きもとても大切。

■ 聞こえづらくなるのはどうして?

聞こえづらさは、人によって原因が違います。

 ▪耳あか ▪中耳炎・ 耳の骨の動きの低下 ▪加齢 ▪騒音 ▪薬物や病気 等々

原因によって、改善の方法や向き合い方も変わります。

■ 補聴器は“聞こえを助ける”道具

補聴器は、弱くなった“音の入り口”や“通り道”をサポートし、
脳が音をキャッチしやすいように届ける役割を持っています。

ただし、
「つけた瞬間に昔の聞こえが戻る道具」ではありません。

1人ひとりに合わせて、耳と脳が新しい音に慣れていく“リハビリ”のような過程が必要です。

■  聞こえが気になったら、まずは気軽に相談を

聞こえは、安全面・生活の質や日々の楽しさ・健康面につながります。

「最近テレビの音が大きくなった」
「呼びかけに気づかないことがある」

こんな小さなサインでも大切。
いつの間にか聞こえづらい方には、周りの方のお気づきやお声がけが必要かもしれません。

 

茨木補聴器センターは、補聴器の専門店です。
一緒に聞こえのお悩みを整理し、積極人生を応援したいと考えています。
補聴器の試聴もできますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

この記事を書いた人

西村 えみ

西村 えみ

  • 所属:茨木補聴器センター
  • 出身:滋賀県
  • 趣味:推理小説・空想イラスト・愛猫・お土産屋さんめぐり
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