こんにちは!

茨木補聴器センターのもりぞーです。

今回は「片耳難聴(一側性難聴)とクロス補聴器」について分かりやすく解説いたします!

 

 

片耳難聴(一側性難聴)とは

 

 

 

左右のうち片側の耳だけが、極端に聞こえにくくなっている難聴のことです。およそ1000人に1~2人がかるといわれています。(フォナック公式HPより)

 

一側性難聴によって引き起こされやすいトラブル

• 非良聴耳(聞こえにくい耳)側から到来する音の聞き取りが損なわれる 
• 聞きたい音と周囲の雑音を分離する能力が損なわれ、騒音中で2 人以上の人との会話では、とても疲れたりイライラしたりする 
• 正しい方向感が失われる

 

片耳が聞こえている状態だと、静かな屋内などでは不自由を感じることが少ない反面、屋外など広い場所では音の方向を掴むことが難しくなりがちです。

 

また先日Yahoo!ニュースにも取り上げられましたが、聞こえにくい方向から声をかけられた時に「無視してしまう」など無意識にコミュニケーションを阻害することもあります。

 

 

補聴器によって改善する場合があります

 

聞こえにくい方の耳に聴力が残っている場合は、補聴器によって聞こえを改善する事で正しい音の方向感を掴んだり騒音下での会話が容易になる可能性があります。

 

また、聞こえにくい方の耳が全く聞こえない場合でも「クロス補聴器」を使用する事で不自由な耳の側から集音することが可能になります。

 

 

クロス(CROS)補聴器について

 

CROSの基本的な仕組み

• 送信機のマイクが聞こえが悪い側の音を集め聞こえが良い側の耳へワイヤレスで伝送します。

• より良い耳側に装用している補聴器が受信機として音を受け取り外耳道へと送ります。

 

片方の耳に両耳分の音情報が入ってきますので、必ずしも全ての片耳失聴者に有効なわけではありませんが、茨木補聴比較ンターでは初めて補聴器を使用される場合も、今まで長い間片耳使用であった場合にもご活用いただいているお客様がいらっしゃいます。

 

 

一側性難聴に補聴器を調整する場合は熟練の技術が必要

 

一般的に片耳だけ補聴器を使用する場合、「着けてない方の聞こえ具合」「生の耳から聞こえる音質」と比較してしまう事がよくあります。

仕方のない事ですが、やはり片方だけ補聴器を着けると「良く聞こえるけど音質が少し違う」と感じる事もあります。

それらのご要望について細かい調整を繰り返し少しづつ改善していく必要があり、調整には技能者のスキルが重要になります。

またクロスシステムも補聴器の中では少し特殊な機種になりますので、左右の音のバランス合わせには、店舗と技術者に豊富な販売経験が必要になります。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

一側性難聴の方は、(まあ何とかなってるし)と思われがちな方もいらっしゃいます。

現在のきこえの状態について詳しくご説明いたしますのでお気軽にご相談下さい。

 

茨木補聴器センターは一側性難聴の方への補聴器調整やクロス補聴器の販売も行っており、快適にお使いいただいているお客様が多数いらっしゃいます。

 

補聴器をお考えの方も「相談だけしたい」という方も、ぜひ一度お問い合わせ下さいませ。

 

 

もりぞーでした♪

 

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